30周年記念誌(30th ANNIVERSARY)
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協会のこの30年間の歴史は、決して平坦ではなく、まさに挑戦と改革の連続であったのではないかと思います。そうした中におきましても、終始一貫しておられたのが、国民の安全・安心をどう確保するのか、快適な空間をどう形成するのかという国民のためという基本姿勢を終始一貫してきておられると存じます。この点は微塵の揺らぎも、ぶれもなかったのではないかというふうに思います。だからこそ、社会から評価される専門家の集団として高く評価され、ここまで発展を続けてくることができたのではないかと思います。建築物の安全を巡ります諸課題というのは様々あり、これは行政だけではなく、皆様方と問題意識を共有しながら、同じ方向性を持って一緒に取り組んでいかなければ解決できないものだと思っております。その意味で、皆様方は政策を推進する上でのパートナーであると私は思っております。今後とも、皆様方との連携をぜひ強化してまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。結びになりますけれども、貴協会が今後の新たな30年の発展に向けて益々活動を活発化され、そして本日お集まりの皆様方の益々のご健勝とご活躍を祈念させていただきまして、私の挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。16| 安心・安全を30年~30周年記念誌~16| 安心・安全を30年~30周年記念誌~

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