30周年記念誌(30th ANNIVERSARY)
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0025,00020,00015,00010,0005,000官公庁・公社・公団等 0.07%建設設計事務所 0.07%学校 0.3%建設資材の販売・流通業0.4%建設資材メーカー 1%その他のメーカー 2%総合建設業 3%その他の建設業(アンカー施工含)4%機械装置設置業 6%(人)30,000204060(空白)8%その他その他13%13%80100電気工事業・管工事業・内装仕上工事業36%建設業26%(歳)資格人員第2種施工士40,600特2種施工士2,281第1種施工士11,7967,472技術管理士主任技士3,272297注入施工士42766,145▲表2 有効資格者総数点検士合計会員企業非会員企業会員比率3.8%7.9%12.5%10.1%30.6%44.1%36.8%7.9%39,0612,10110,3176,7212,27116627060,9071,5391801,4797511,0011311575,238当協会の基本方針である「安心と安全」の一端を担う施工資格者の育成は、重要な事業である。資格制度発足以来順調に有資格者の数を伸ばし、有資格者の育成を図ってきた。他団体様の設計図書や施工指針に当協会の資格制度を記載して頂いてきた。あと施工アンカーは「名」のごとく、コンクリートが硬化した後、人の手によって施工するアンカーで、耐震補強や設備固定など、あらゆる分野でしかも重要な部位で使用されている。当協会は、「正しく施工される」ことが如何に重要であるかを認識しており、今後とも施工資格制度の普及に努め、社会に貢献していく。1) 有効資格者総数2023年3月31日現在の有効資格者は約66,000人である(表2)。年間の合格者は、約7,000人/年にいるが、第2種から第1種などへチャレンジする人および5年毎の更新時に失効する人などがおり、有効資格者は約66,000人となっている。また、会員企業に所属している方の割合は、第2種、第1種などの資格内容によってその差があるが、平均的には約8%である。2) 有効資格者の年齢構成有効資格の年齢は、平均年齢44.5歳を中心にほぼ正規分布で構成されている(図6)。20歳の方が最も若く、最高年齢は83歳の方がこの資格を保有している。近年の受験者は、若い方の受験率が上がっており、年齢分布のこの傾向は維持されると予想している。3) 都道府県別分布有資格者の順位はほぼ人口に比例し、1位東京都、2位神奈川県、3位愛知県、4位大阪府、5位静岡県となっている(静岡県は人口に比べて有資格者が多い傾向にある)(表3)。また、建設業就労人員比で有資格者(有資格/建設業人口)の順位を見ると、1位兵庫県、2位愛知県、3位静岡県、4位福井県、5位大阪府の順位となる。このように都道府県別で当協会の資格の普及に差が見られ、今後の都道府県別の認知度向上が課題となる。4) 業種分析有資格者の業種登録を分析すると、1位は「電気工事業・管工事業・内装仕上工事業」で36%を占め、2位は「建設業」で26%を占め、上位2業種で過半数を占める(図7)。▲図6 有資格年齢分布▲図7 業種別円グラフ安心・安全を30年~30周年記念誌~ |85 6 有効資格者の分析 7 おわりに

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