その後、建設投資は順調に伸びて行き80兆円を超える建設投資金額となったが、その後、バブル経済の終焉、リーマンショック、政権交代などの影響を受け、最高時の半額である約40兆円まで縮小した。その後、政権交代などの施策変更により現在は回復傾向にある。1995年に阪神淡路大震災が発生し、同年耐震改修促進法が公布され、あと施工アンカーを用いた耐震工事が数多く発注された。2013年に一般社団法人日本建築あと施工アンカー協会となり、2023年4月より一般社団法人日本建設あと施工アンカー協会に協会名称を変更した。日本の建設投資とともに歩んだ当協会の歴史を振り返る。建築基準法の大きな変換点として、1981年に公布された新耐震基準が挙げられる。これにより、建物に対する耐震の考え方が大きく変化した。3年後の1984年に前身の日本コンクリートアンカー工業協会(NCAA)が発足した。約10年経過後の1993年に社団法人日本建築あと施工アンカー協会として発足し、社団法人化された。安心・安全を30年~30周年記念誌~ |55不景気が訪れる阪神淡路大震災の発生と耐震工事の増加新耐震基準の制定とNCAA・JCAAの誕生1993-2023 JCAA30年の歴史
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